初任者研修は、介護職を目指すための第一歩として位置付けられていますが、この研修は介護の基本的な知識と技術を習得することを目的としており、主に介護職員初任者研修(旧:ホームヘルパー2級)として知られています。
初任者研修では、介護の理念・倫理・コミュニケーション技術・身体介護や生活支援技術などを学ぶことになり、利用者との信頼関係を築くための基礎が形成されます。
座学では介護の基礎知識を学ぶための授業が行われますが、ここでは介護の法律・制度・認知症の理解などが含まれます。
座学で学んだ知識をもとに、実際の介護技術を身につける実習が行われ、実際の介護現場を想定したトレーニングが重要です。
なお、研修の最後には学んだ内容を確認するための試験が実施されて、これに合格することで初任者研修の修了証が授与されます。