北海道では道内各地で医療的ケア教員講習会が開催されており、特に札幌市を中心とした都市部では年間を通じて複数回実施されています。
医療的ケア教員講習会は主に看護師や保健師が、障害福祉施設などで医療的ケアを行う支援者に指導する立場になるために必要な専門研修であり北海道においてもこの分野の指導者育成が進められていると言えるでしょう。
道内の講習会では一般財団法人や福祉関連の研修センター、看護協会などが主催を担っておりそれぞれの団体によって日程や会場定員数が異なります。
医療的ケア教員講習会の内容は教育方法や評価技術に関する理論的な学習と、喀痰吸引・経管栄養といった医療的ケアの指導方法に関する演習から構成されています。
北海道ならではの特徴で冬季の開催では天候による交通の影響が考慮され、オンラインと対面を併用した形式を採用する講習も増えていると言えるでしょう。
申込方法は主催団体の公式サイトから専用フォームを利用して申し込むのが一般的で、資格証や看護師免許の写しなどを添付する必要があります。