介護職員初任者研修を受けるには、まず受講申し込みからスタートします。
多くのスクールではオンラインまたは窓口での申請が可能で希望する日程やコース、通学場所などを選び必要な書類を提出して受講登録を行います。
申し込み後には受講料の支払いと同時に、教科書や実技用の道具が配布される場合もあります。
講座が始まると約130時間にわたって座学と実技が交互に行われ、前半では介護に関する基礎知識や倫理身体構造の理解といった理論を中心に学びます。
後半はベッドメイキングや排泄介助、介護職員初任者研修で食事支援などの介護技術を実際に体を動かしながら習得する実技演習が中心となります。
施設や訪問現場を想定したシミュレーション授業も行われるため、現場に即した対応力を身につけることができます。
研修の終盤には理解度を測る修了評価(テスト)が実施され、これに合格すると正式に修了証が発行されます。
この資格を取得すると身体介護を含む業務に従事することが可能となり、就職の幅が大きく広がります。
初めて福祉業界に踏み出す人にとっても明確で段階的なカリキュラム構成により、安心して受講できる体制が整っているのが特徴です。